Category:世間ばなし
「結構痛いなー 今日は」
と私の心の声。
いつも通っている床屋さんでの話。
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もうその床屋さんには、10年以上は通っています。
私が通っている床屋さんは、
都内でも何件も店舗を運営している高級床屋さん。
1カット6000円近くします。
知人の紹介からそこに通いはじめ、
その担当の方のカットに満足しているので、
2ヶ月に1回ペースぐらいで通い続けています。
カットしてシャンプー、マッサージして仕上げ。
そのマッサージの時にほぼ必ず新人に変わります。
よろしくお願いしますの元気のいい人もいれば、
ちょっとチャラいかなと言う人も。
今回担当してくれたのは、まじめそうな新人君。
シャンプー後、いつものように頭のマッサージ、肩のマッサージ。
で、、、
今回かなり痛い。指が食い込む感じ。きつい感じ。
でも私は、何も言いません。顔にも出しません。
その新人君は一生懸命だから。
ちょっともう少しソフトにと言えばいいのですが、
ついつい我慢してしまいます。
小心者だからでしょうか。
気をつかってしまうからでしょうか。
僕のようになかなか口に出せない人も多いのではないでしょうか。
シャンプーの時は、
「痒いところございませんか」と
定型文がありますが、
マッサージの時はないのかも。
もしこの時「強すぎないでしょうか」と言われていたら・・
お客さんの本当はこうして欲しいという要望も
声に出さず顔に出さずだと
わからないまま事が進んでいきますよね。
お客さんを相手にしている仕事は、
必ず要望を聞かないといけませんよね。
印刷のデザインを作ってレイアウトしていくときには、
必ず要望を聞いていきますが、
聞いたつもりで本質を聞けていないこともあります。
それをしっかり聞けていないと、
トンチンカンな提案をしてしまう。
その提案をお客様が口に出して
イメージと全然違うと言えなかったらどうなるでしょうか。
プロだから大丈夫という思い込みでいたらどうなるでしょうか。
結果
本質とはズレた印刷物が出来てしまい、
いいものは仕上がらないでしょう。
自分の思い込みを無くしながら、要望をきく。
お客さんが口に出していない、心の底を引き出していく。
きちんとお客様と向き合っていくことが大切ではないかと思います。
あなたは、ご自身のお客さんの心の声をしっかり聞けていますか?
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