Category:紙のこと
先日、新宿のオカダヤ生地館に行ってきました。
商品を撮影する背景下地となる素材を探しにです。

オカダヤは昭和2年から続く布、生地、毛糸、手芸品の専門店。
私自身生地屋さんに行く機会はほぼなく、
ホームページで以下の商品を取り扱っているとあり、
オカダヤへ行けば必ず何かしら良い素材が見つかるだろうと思いながら、
新宿アルタ4階へ向かいます。
------裏地・芯地・接着芯(2,200種)/ストレッチ生地(1,500種)/服地(1,500種)/ウール生地(1,500種)/サテン(900種)/チュール(500種)/ジョーゼット・オーガンジー(1,300種)/レース・ドレス生地(3,200種)/合皮(200種)/エナメル(400種)/ラメ・スパン(500種)/チャイナ・金襴・ちりめん(700種)/フェイクファー(500種)/綿無地(2,000種)/麻生地(1,500種)--------
4階フロアの一帯に生地が置かれており、
予想していたものの、その数に驚きました。
生地に慣れていないせいか、
どこから見ていいのか、どう選んで良いのかわからない。
やむをえず、私個人的に好きな素材だけを
見てみようと考えました。
一つは綿、一つは麻、そこにプラス、ザラつき感のある生地。
洋服では、シャツやTシャツなど綿のものが好みで
選ぶ事が多いです。
またコーヒー豆の麻袋のようなザラッとした感じが好みです。
誰にでも、好きな手触り感というものがあるのではないでしょうか。
そんな感覚をたよりに生地を選び始めました。
私は、普段取り扱っている紙にしても、
手触り感があるようなものが好きで、
また、お客様にも勧めている事も多いです。
例えば、ファーストビンテージという台紙があるのですが
(下記画像)、古くさいガサつき感が良いです。
そして見た目の色合いも均一ではなくムラがあるような感じが特徴的で、
一般的な白い台紙とは違う雰囲気を醸し出してくれます。
ベージュだけでなく、グリーン系、赤系、青系と
ちょっとした好みの違いにも対応ができます。
よく、こだわった名刺をつくりたい方、
カフェや美容室、サロンなどのショップカード、
メニュー表などで使っていただくいことも多いですね。
それ以外にも、手触り感がありつつ発色の良い白い紙、
ヴァンヌーボーという台紙もオススメさせていただく事があります。
紙もキリがなく種類があるので、サンプルを触ってみるのもひとつです。
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1日のうちスマホやPCに触れて、
画面を見ている事が多くなっている人が多い中、
自分が好きな手触り感覚が忘れられつつあるのではとも思います。
だからこそ、紙に触れた時、見た時に何か感じてもらえるものを
オススメできればと考えています。
今回最終的に、生地を5種類ほど購入しました。
10センチ単位で、切り売りしてもらえるので、とても便利です。
選んだのは、がさついている、柔らかくザラついているなど、
手触り感をすごく感じられるものばかり。
自分の扱うもの身の回りにあるものが、好きな手触り感のものだと良いですね。
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