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Category渋谷のこと

【意図がある】渋谷スクランブルスクエア

08 May,2021

渋谷は、100年に一度とも言われる大開発が2030年頃まで続きます。
渋谷駅の真上にドーンと建っている渋谷スクランブルスクエアはご存知でしょうか。
2019年の11月に開業して、渋谷の象徴とも言える渋谷スクランブルクスエアは、
地上47階、高さ約470mの建物になります。


渋谷スクランブルスクエア.jpg


私は毎日のように、この渋谷スクランブルスクエアを下から見上げています。
渋谷という多様な人々や新旧の建物が混在する雑多な街に、
圧巻の大きさでそびえ立つスクランブルスクエアは、
下から見あげるたびにすごいなーという印象を受けます。


先日、ミヤシタパーク(宮下公園×商業施設)の方に行った際に、
明治通り上にかかっている歩道橋の上から、
渋谷スクランブルスクエア見た時に、カメラを構えました。


構図はどこが良いか探っていて、
明治通りのど真ん中、中央分離帯をカメラの真ん中にして
渋谷スクランブルスクエアを撮ろうとした時に気がつきました。


ビルの北面と東面の角が、明治通りの中央線とぴったりの位置にきているのです。
意識していないことに気がつき、ついつい「なるほどー」と口ずさんでしまいました。
設計デザインは、日建設計、隈研吾建築都市設計事務所 SANAAが手掛けています。
当然、敷地に対してどう建てるかだけではなく、
周辺からどう見えるかも考えてデザイン設計されているはずです。
そこに人間の意図があります。


明治通りからの見え方は北面東面と2面見えるので、ビルが大きく見えます。
北面と東面には、変形した巨大なデジタルサイネージが付いていますから、
もしかしたら、それも明治通りからの見え方の意図かもしれません。
六本木通りからの見え方、スクランブル交差点からの見え方なども様々な意図があることでしょう。


私の仕事は印刷というイチからお客さまの希望を受けて作り、
納品する製造業ですが、2つ気がついたことがあります。


1つ目は、「近くで見ていると気が付かず、離れてみると気づく」ことがある。
モノゴトを俯瞰で見ることの大切さを改めて感じました。
印刷では細かくデザインレイアウトを追求していきつつ、
全体のバランスを取っていくことに役立つでしょう。
また、1つのことを気にしすぎて、
他の間違いを見逃すようなミスを避けることもできるでしょう。


2つ目は、「作り手には必ず意図がある」こと。
人が作り出すどんなモノも、必ず人の意図や想いが入ってきます。
適当に作ろうと思えば、それなりのモノができあがる。
制作から印刷加工まで、必ず人が関わるのでその想いが必ず表れてきます。
良いものを作ろうという想いがないと、良い印刷物はできません。


2つの事を意識しながら、お客様の役に立つ仕事をしていきたいものですね。


PS.
渋谷スクランブルスクエアは、東京オリンピックにむけて東棟として建築され、
まだまだこれから中央棟西棟と工事が進みます。
新型コロナウィルスで様々に街の様子が変化する中、
どのような渋谷がこれから出来上がっていくのか楽しみです。

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