2020年の10月31日（土）ハロウィンの日、
渋谷の街はどうだったのか。


結論からいうと、仮装している人の数はさほど多くなく、
コロナ前の通常の土曜日の人混みはあったものの、
特に混乱もありませんでした。





ここ7〜8年ほど、10月末のハロウィンの時期になると
仮装した人が渋谷に集まってきました。
年々増えてきて、その数5万人とも10万人とも言われています。
仮装している人、それを見学する人、渋谷に遊びにきている人など、
あまりにも人が多過ぎて、歩行者道路から車道に人があふれてしまい、
危険なため数百人の警察が出動しています。


スクランブル交差点などは特に、人が多過ぎ信号が渡れず、交通渋滞も引き起こし、
混乱をきたすためDJポリス含め数百人の警察官が誘導していますが、
あまりの人の数の多さに抑えきれません。
4年ほど前から、渋谷駅のハチ公前から道玄坂方面109周辺や、
センター街周辺に交通規制をかけ（歩行者天国のようなイメージ）て、車を通さずに、
仮装の人たちをその中に押さえ込んでいくという作戦で乗り切っていました。


仮装しに集まってくる人たちは、純粋に仮装を楽みたい、
せっかくやるなら騒ぎたい、たくさんの人に見てもらいたい、ナンパ目的など、色々な人がいます。


人が多くエスカレートしていいて、痴漢、窃盗、暴行などが何件か、
街にはゴミがあふれ、落書きなどの問題もあり、
街で商売をしている人たちを悩ませてい多というのも事実です。


また、その様子をニュースに取り上げられることで、
さらに話題のスポットに人が集まってくるという悪循環がありました。
2019年には、警察の対応や渋谷区の警備のおかげで、
特にひどい事件はなく、そしてゴミ拾いのボランティアの方々もたくさん集まったおかげで、
ゴミが散乱している様子もなく、なんとか抑えられている方向に。


そして2020年10月31日土曜日は、
新型コロナウィルス感染予防で自粛を求めらる中、
渋谷区がバーチャル渋谷ハロウィーンフェスをやりつつ、
16時ごろから警察が配備され、
各メディアが待ち構えどうなるのだろうという雰囲気がありました。
時間が夜になっていくほど、人の出が増え、仮装している人もチラホラ見かけます。
ただ、例年の比ではなく少なかったです。


渋谷に来ないでという呼びかけ効果と、新型コロナウィルスの自粛規制で、
ハロウィンをしに渋谷へ出かけるのは危険を感じるや、
ちょっとカッコ悪いよねと考える人が増えたのかなという印象を持ちました。
簡単に言えばブームが去った。


今年は街としては一安心でしたが、大勢の人と盛り上がりたいという欲求はあるでしょうから、
来年また渋谷ハロウィンがどのようになるか見届けたいと思います。

BLOG TOP