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体の中で一番【刺激的】な部分は?

29 Mar,2020

あなたは「ホムンクルス」という言葉知っているでしょうか。


先日読んだ脳科学に関する本に書かれていました。
下の絵のような大脳皮質の表面積の比率にしたがって、
体の大きさを変形して表した模型のことを「ホムンクルス」と呼びます。


ホムンクルス.jpg



体の各部位の機能を受け持つ範囲が、
大脳でどのくらいの割合を占めているかを示しています。
絵を見ると、まずは手の指が大きいですね。


神経細胞がびっしりと詰まっている大脳皮質の表面積比率なので、
体の中で最も神経が通っている部位と言っていいですね。
手が一番神経が通っている場所というのは、誰もが納得できます。


次に下唇や舌が大きい。
そして目がグリッとしていて、胴体はというとやせっぽち。
これを見ると、胴体は比較するととっても鈍い部位なのだという事がわかります。


ちなみに、動物の猫やうさぎのホムンクルスとなると
ヒゲに相当する部分が大きくなります。
暗闇の中でもヒゲを頼りに行動していますしね。


このホムンクルスを見て思った事。
体の中で神経細胞が一番集まっている場所が手ということは、
視覚よりも味覚よりも、触覚というものがかなり大事。
手に多くの指令を出し、また多くの情報を手から受けとっているということになります。
これは印刷屋にとってかなり重要なことだと!?


我々印刷屋は、お客様と「紙をどうしようか?」といった時、
いくつかサンプルを持ち出し、
必ず人差し指と親指でつまんでこすり、
感触を確かめながら話をします。


コート紙なのか、普通の紙なのか、特殊紙なのか。
またその紙の厚みを確かめる時、
通常は、Peacockという会社が作っている、
0.01ミリからの厚みを計ることができる測定器を使っています。
ただ、その測定器が手元にない時などは、
サンンプ帳を横に置き、
目を閉じて左と右のそれぞれの指でつまみながら、
厚みを確認することをします。
「この紙は、マットコート紙の110Kですね。」
のような言い方でお客様に説明します。
この時、目を閉じることで、
視覚の神経細胞を切って手の先に神経を集中させています。


また、デジタル化がものすごく進んでいるこの時代、
紙の意義を問われる事が多々出てきます。
PCやスマホの画面だけで完結できる部分が多々ありますが、
改めて人間の根本を考えるとやはり手触り感は大切です。
仮に、ダイレクトメールをメールで送って視覚だけで読んでもらうのと、
手紙のダイレクトメールを送って、
手で触れてもらって開き、視覚を使って読んでもらうのでは、
断然後者が、脳に刺激を与え記憶に残りやすいですね。


重要なことをお客様に伝えたい時、
【刺激】を与えたい時には、
物質的な手触り感のある紙を使って伝えるのは、良いことかもしれません。

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