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Category世間ばなし

レンズ付モノクロフィルムのドキドキ

09 Jan,2020

最近、あなたはアナログを楽しんだことありますか?


ビックカメラの店頭で、「レンズ付モノクロフィルム」を偶然見かけ、興味をそそられ購入しました。
わかりやすく言うと「写ルンです」の白黒フィルム版です。


白黒スクランブル交差点.JPG


25年以上前、学生の時に富士フィルムの「写ルンです」をよく使っていました。
海に行く時、スキーに行く時、海外に行く時など、手軽に持っていきました。
その頃に撮影した写真を、実家などでたまに見つけることがありますが、
それなりの写りですがいい想い出になっています。


そんな記憶を掘り起こしながら、
今回、購入したのは、
ILFORDというイギリスのフィルムメーカーが作った使い捨て白黒カメラ。
箱を開けて手に取った時、「なんか軽い」。
その感覚にとても懐かしい気持ちになりました。


27枚撮りです。早速試したくなり渋谷の象徴「スクランブル交差点」へ。
キリキリッキリキリッとフィルムを巻き、ファインダーを覗き、
シャッターを押します。単純です。


しかし、
スクランブル交差点から109に向かって
ファインダーを覗いた時に、一瞬固まりました。
動いたらブレるので、動かないように。この構図でいいのだろうか?
その場で画像を確認ができない、ものすごく大事な1枚を撮るという感覚。
「パチッ」と懐かしい感覚でシャッターが切れます。
ドキドキですが、すべてがとても新鮮。


普段、私はiPhoneを使っているので、

スマホのカメラでパシャパシャ撮ってすぐ画像を確認。

いらないなと思ったらその場で消去します。


しかし、このカメラは、一回一回が勝負です。
使い捨てカメラなのに、ものすごく真剣になります。
撮る瞬間に、想像力を働かせてくれます。
たとえば、
・白黒なので、構図がいいか想像しています。
・光の加減を想像しています。
・いい表情を切り取っているか想像しています。


スマホの感覚で、「いいじゃんいいじゃん」で撮るのとは
大きく違いました。


2週間ほどかけて、渋谷の街中の写真や、お祭りの写真、
出かけた時の写真など撮り終え、ビックカメラに持ち込み現像しました。
1時間半後にできあがります。
プリントしてくれる以外に、スマホにデータを転送してくれるサービスもあり意外と便利。


「ちゃんと撮れているかな」とワクワクする気持ちも楽しものです。
仕上がりはというと、明るい空の下の写真はすごくいい雰囲気に撮れました。
白と黒での表現でしかないので、構図が良い悪いがすごく出ます。
センスが問われますね。
そして、部屋でフラッシュ焚かないで撮った写真は真っ黒に。。
27枚中、15枚くらいしかちゃんと写っているものがありませんでしたが、
良い勉強になりました。


アナログの使い捨てカメラで、
こんなにも想像力を働かせてくれワクワクさせてくれる。
デジタルが進んでいる世の中で、こういった感覚は大切にしたいですね。


同じようにアナログ的に紙を使い、
印刷をしている我々は、
紙の感覚の良さを大切にしたいと改めて思いました。

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